September 27, 2006

小学生には重い話

たしか小学 2年の時,給食の時間に流れてた校内放送で 2つだけ強烈に
覚えてる話があります.

そのうちの 1つをご蒋介石します.

ただ,タイトルとかは全く覚えてません.


街中のパン屋に,いつも決まった曜日の決まった時間にパンを買いに来る
お客さんがいました.
その青年は,どちらかというと汚い格好をしてて,いつもいつも
一番安くてシンプルなパンを少しだけ買っていきました.
だから店員のオネーサンは,

この人,きっと貧乏なんだわ・・・
よし,今度来たときは
サービスしてあげよう!!!


そう想いました.

そして,いつものように決まった曜日と時間に来た青年に対し,いつも
注文するパンを売って,にっこりと微笑みました.

ところが,その後,さっきパンを買った青年が血相を変えて怒鳴り込んで来ました.

なんてことしてくれるんだ!!!
俺は,いつものパンを注文したのに
なぜ,中にクリームが入ってるんだ!!!


そうなんです.店員のオネーサンは親切心で,
パンの中にクリーム
を入れてあげたんです.少しでもお腹を満たせたらとの想いで.


しかし,青年は画家で,その
パンを消しゴム代わり
に使ってたので描いた絵は台無し・・・
だからいつも安いパンを買ってたんです.別に貧乏とか,そういうわけ
では無かったのです.
食べるのが目的ではなく,消しゴム代わりだったのです.このパンは.


その後は覚えてません.きっと,ここまでが強烈だったからでしょう.
小学生に対しては,ちょっとシビアーな話だなぁと感じつつ.

もしかしたら,オネーサンが謝って,そこから進展して HAPPY ENDING
になったのかもしれませんけど.

人を診た目で判断するなということと,親切も仇になることあるよ
と言いたい話だったのかな???


よろしければこちらを!!!

08:20:42 | sudiwo | comments(6) | TrackBacks